社内で研修をはじめる時に、雰囲気を良くするための魔法の研修ゲームを紹介します。

私は年に1度、社内研修でファシリテーターを担当します。プロの講師のように、人前に立つことが仕事であれば少しは慣れると思うのですが、年に1回なので、とても緊張します。心臓のドキドキが社員の皆さんに聞こえているんじゃないかと思うくらいです。そういう時に、とっても役に立つゲームがあるのでご紹介します。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、アイスブレイクというゲームです。研修の前に行うと、参加者の皆さんの緊張がほぐれて、場がなごみます。実は、何よりも前に立っている私自身が落ち着きます。ぜひ、お試しください。

社内でできる魔法の研修ゲーム
アイスブレイク

社員研修風景

社員研修では、「これからどんなことをするのだろう」といった緊張と不安に包まれています。アイスブレイクを行うことにより、「緊張と不安」を「リラックスと集中」に変えることができます。

その場の空気が和み、人間関係が一気に深まります。笑いがおきて、みんな夢中になります。研修にプラスの意識で積極的に関わってもらえる雰囲気ができる魔法のゲームです。いろいろな種類があるので、研修に参加するメンバーや、研修内容などに合わせて選ぶと良いと思います。

   6~12人


【1】2人組を作ってください。
【2】これから、他己紹介をしたいと思います。
【3】まずは、2人組でお互いに自己紹介をしてください。
【4】それぞれ、2分間ずつ自分のことについて話をしてください。
【5】お互いの自己紹介が終わったら、全体に向けて、ペアの方の紹介をしてもらうので、よくお話を聴いてくださいね。
【6】では、最初に話す人を決めてください。
【7】決まりましたか。〇分後に話す人を交代します。では、まず最初の人からどうぞ。
【8】(〇分後)〇分経過しました。今度は、もう一人の方がお話をしてください。
【9】(〇分後)終了です。
【10】それでは、ペアごとに相手の紹介をしてください。

・「他己紹介」とホワイトボードに漢字で書いてあげるとわかりやすいです。

・ただ自己紹介をするのではなく、「今までで一番夢中になったこと」「好きなこと、苦手なこと」「長所、短所」など、テーマを決めてあげると話しやすくなります。

・時間は3分くらいが適当かと思います。

・「あと1分です」と声をかけると、受講生は助かります。リズムも良くなります。

   4人~

   紙とペンを用意します。

【1】これから私が言うことを書いてください。
【2】他の人に見せたり、質問してはいけません。いいですか?では始めます。
【3】流れ星を書いてください。
【4】月を書いてください。
【5】木を書いてください。
【6】家を書いてください。
【7】鳥を書いてください。
【8】以上です。
そのあと、全員で、書いた絵を見せ合います。ほぼみんな違う絵になります。

・ひとつひとつの絵が書き終えたか、確認しながら進めていくと良いです。
・このゲームは、同じ声かけをしたのに、それぞれ書いた絵が全く違うということを知り、受け取り方の違いを学びます。

・このゲームの後に、コミュニケーションについて学ぶと理解が深まります。

   人数4人~


【1】2人組を作り、自己紹介をしてください。
【2】そして、2人の共通するものを3つ探してください。
【3】共通するものは、目に見えるもの、見えないもの何でもOKです。趣味や好きなこと、休日の過ごし方、聞いてみたいことでもいいでしょう。では、いきます。
【4】3つ見つかりましたか?では、〇〇さんのチームに聞いてみましょう。
【5】それでは、ペアを変えます。違う人とペアを組んでください。

・見つけた共通点を発表してもらうと更に盛り上がります
・ペアの組み方は、2列の向かい合わせにして、正面の人とペアを組み、次の回は、一方の列がひとつずれることによって正面の人が変わる。というように、自由に相手を見つけるのではないやり方もあります。

   4人~

   ロープやヒモなどで、人が数名入れる円を作っておきます。


【1】これからみなさんにいくつかの質問をします。
【2】質問に対して、『安心できる・あてはまる』と思うときには、円の中心へ近づいてください。逆に、『安心できない・あてはまらない』と思ったときは、円の中心から離れていってください。
【3】円の中心が100%です。加減は、みなさんの感覚で行ってください。
【4】では、1つめの質問です。『初対面の人が大勢いる場』 自分の感覚で動いてみてください。

・このゲームでは、今まで漠然と意識していた感覚や価値感に対して、自分と人の共通点や違いを知ることができます。

・質問は、ファシリテーターが用意したもの以外にも、参加者に言わせてみても面白いです。「質問してみたい人」と声をかけて手をあげてもらうのが良いでしょう。

   4人~


【1】この研修ではみなさんに活発に発言していただきたいと思っています。
【2】それでは、発表の練習をしてみましょう。
【3】まずは、手を上げる練習です。私がハイ!と言って手をあげるので、みなさんも一緒にやってみてください。(ファシリテーターは大きな声でハイといい、手を上げ、受講生がそれに続く。テンポよく、何度か繰り返します)
【4】さあ、それではいきますよ。私が質問したら、ハイと言って手を上げてくださいね。
【5】「今日の天気は何?」(スペシャルに簡単な質問をファシリテーターが勢いよく言います 「犬と猫、ミャーと鳴くのはどっち」「この部屋にいるのは何人」など)
【6】ハイと言って手を上げた受講生を指します。
【7】「晴れです」受講生の答えに対して「素晴らしい!」思いきりひと言で褒めて、次の質問に移ります。
【7】質問と応答を10回くらいテンポ良く行うと、研修に向かう空気が出来上がります。

・簡単な質問をして受講生が答えるというシンプルなアイスブレイクですが、場の空気を一瞬で変えることができます。

・特に最初のハイと言って手を上げる練習は、リラックスと前向きな気分にするという効果があります。声を出すことは、緊張から解放し、積極的な気分になります。

・受講生が答えたら、とにかくオーバーなくらいに褒めてください。但し、ひと言です。(言葉を重ねるとテンポが悪くなります。)褒められると嬉しい気分になり、研修会場が賑やかな空気になります。

・質問内容はあらかじめ考えておいた方が良いかも知れません。受講生が躊躇なく答えられる質問が良いです。10の質問をする頃には、すっかり緊張がほぐれて良い空気に変わっています。

   4人~

   紙(A4サイズの半分くらいの大きさ)、ペン


【1】これから、みんなでお互いのことをもっと知る時間を作りたいと思います。
【2】お題を出すので、そのお題に関することを大きく書いてください。
【3】みんなが書き終わったら、書いた内容について、みんなに共有をしてもらいます。
【4】共有のやり方は、紙をみんなに見せてもらい、その内容について話をしてください。
【5】『実は〜」から始まる話です。頭に思い浮かんだものを書いてみてください。

・「実は・・・」という言葉は「隠されていた事実を打ち明ける」副詞です。ですから、「実は・・・」を自己紹介の条件に加えるだけで、興味深くなります。
・紙に書かなくても、自己紹介をする中で、「実は…」で始まる一言を入れてもらっても良いです。

・例を出してあげたり、ファシリテーターから始めるのも一つのやり方ですが、わかりやすくなる一方で、最初の事例に受講生が引っ張られる傾向があります。例えば、「実は犬が苦手です」という例を出すと、「実はカレーライスが苦手です」などと得意不得意に引っ張られます。

   4人~


【1】2人組を作ってください。
【2】これから「お題」を出します。
【3】10秒以内に、その「お題」を2人で全身を使って表現してください。
【4】最初のお題は、「ナイフとフォーク」です。どうぞ。

・初めは、イメージしやすい簡単なものから「お題」を出しましょう。 (例:数字、アルファベット、カニ、オットセイなど)
少しずつ難しくしていくと盛り上がります。

・10秒数えるときは、声に出してカウントするとわかりやすく、盛り上がります。

・慣れてきたら、2人組から人数を増やしていきます。3人、4人、5人、6人と増やしていくことにより、より多くの人とコミュニケーションを取ることができ、チームワークがよくなります。

・「黙ってやる」という条件を加えても面白くなります。